台風19号に関するご報告
台風19号の被害報告(2019.10.31)
ご報告
【台風19号の被害報告】
2019年10月12日に日本に上陸した台風19号に関しまして、幸いなことに社会福祉法人みんなの輪のご利用者様及び役職員については、人的被害はありませんでした。
しかしながら、当法人の障害福祉サービス事業所『わ・は・わ大郷』(大郷町粕川字田中3-1)が浸水被害により、一時ライフライン等が完全にストップし、10月12日~22日の間、閉所させていただきました。
●『わ・は・わ大郷』の被害について
2019年10月12日(土)の夜、最大級の台風19号が宮城県に上陸し、翌日13日の(日)8時40分に宮城県大郷町粕川を流れる吉田川の堤防(中粕川地区)が決壊し氾濫しました。
これにより、「わ・は・わ大郷」の敷地内は一時、70㎝以上の冠水状態となり、建物内は床上浸水約5㎝(地面から60㎝ほどかさ上げされていたこともあり、床上浸水約5㎝ですみました)、建物裏の書庫や備品庫については床上浸水約45㎝の浸水被害があり、ベットや棚類、ストーブ、書類、災害時用備品や行事用備品等の多くが泥水に浸かりました。
到底すぐに開所できる状態ではなく、わ・は・わ大郷のご利用者様21名には、10月15日より緊急的に大衡村内の「わ・は・わ大衡」のスペースを使用していただきました(10月15日~21日まで)。
ライフラインや下水道の復旧、施設内外の泥はき・消毒・洗浄、大量のゴミの片づけ等を終え、10月23日より、通常開所しております。この間、本当に多くの方々からご支援・ご協力をいただき、「わ・は・わ大郷」がリスタートできましたことを心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
※浸水地区にお住いのご利用者様・ご家族様もおり、その方々については、今現在も避難所での生活を余儀なくされている状況が続いております(2019年10月31日現在)。
※現在、わ・は・わ大郷は、大郷町社会福祉協議会が運営する『災害ボランティアセンター』と連携し、敷地内の一部を開放し、「福祉関係者駐車場/トイレ・休憩場/テント窓口」等、災害ボランティアセンターの一つの拠点としてご活用いただいております。
河北新報朝刊(2019年11年3日掲載)
時事通信(2019年10月16日掲載)
【写真】台風19号に関するご報告(2019.11.3)
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